本工法の耐震性の確認は誘導目地の有効性と誘導目地ひび割れ後の水密性の確認で行いました。

1. 曲げ試験による耐震性の確認
誘導目地の有効性の確認は、誘導目地を設けた既設管および更生管を用いて2点支持1点積荷試験による曲げ試験にて確認しました。

呼び径2000による曲げ試験の概要図


試験機に据え付けた呼び径2000の共試体
 
曲げ試験で誘導目地にひび割れが発生した状態

・誘導目地の切り込み深さ確認試験結果
管 種 呼び径 管 厚 切削深さ 残り代 判定 水密試験 水圧 判定
外圧管1種 250 28 18 10 合格 外水圧 0.1MPa 合格
外圧管1種 500 42 27 15 合格 外水圧 0.1MPa 合格
外圧管1種 800 66 33 33 不合格      
外圧管1種 800 66 44 20 合格      
外圧管1種 900 75 55 20 合格 外水圧 0.1MPa 合格
推進管1種 1350 125 80 45 不合格      
推進管1種 1650 150 130 20 合格      
推進管1種 2000 175 155 20 合格 外水圧 0.1MPa 合格

2. ひび割れ箇所の耐震性の確認
誘導目地に沿ってリング状に発生したひび割れ箇所は、新しい継手部が出来たのと同じ形になります。この部分の地震動による抜出しに対しての水密性を複合水密試験にて確認しました。


ひび割れ箇所の複合水密試験の概略図


外水圧水密試験の概略図
 
外水圧試験装置の全景


外水圧水密試験状況 (P = 0.1MPa)
 
水密試験後の条件設定の確認状況

・誘導目地による各種確認試験結果
管 種 呼び径 変 位 抜出し量の設定 抜出し量(mm) 水圧 判定
既設管 900 複合 水平抜出し量 37mm (0-0) → (37-37) 0.1MPa 合格
屈曲角 0.8° (37-37) → (37-52) 0.1MPa 合格


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